Flower Arrangement
2010年 12月 12日
今回のフラワーアレンジは
「つるを構成する」というテーマでした。
花器は大きめのバスケットです。
セロハンにオアシスをセットします。
まず、こくわづるを全体にセットしていきます。
前方に少し、
後方は高さを出してオアシスにとめていきます。
つるのセットが終わったら
そのつるに添わせるように、
茎のしなやかさを生かしたリキュウソウをあしらいます。
前の方には、バスケットからはみ出すように
たっぷりとあしらいました。
その後、花を生けていきます。
ふんわりと花弁が開いて、大らかな雰囲気もある
バラ・アバランチを2輪、メインにしました。
たおやかな美しい花です。
右側には、かためて白いりんどうをあしらいました。
今回使ったりんどうは、
ひとつひとつの花がしっかり咲いていて、
爽やかな雰囲気を持っています。
前方と左側、後ろには、
深紅のスプレーカーネーションを生けました。
そして、単品で見るととても地味なのに、
アレンジの中に入れると、
ぐっと雰囲気を引き立ててくれる
ビバーナム・ティナスを中央部分に添えました。
決して華やかな花ではありませんが、
この群青色の実が、アレンジをぐっと大人っぽくしてくれます。
中央には、ハイビスカスローゼスも添え、
後ろには、スモークグラスを散らすようにかためて添えました。
秋らしい風情のアレンジとなりました。
大らかなやさしいアレンジです。
(K.T.)