まえがき (てらこや新聞59号 竹川のコーナーより)
2010年 03月 06日
1999年まで実家には、木目模様が美しい小さなグランドピアノがありました。父が亡くなった後、そのグランドピアノは我が母校に寄付し、もう実家にはありません。
ギター、ウクレレ、バイオリン、三味線など、楽器を演奏する友人が何人かいます。最近、生で音楽を聴く機会が何度かあり、聞くのはもちろん良いけれど、自分で音を奏でるというのも人生の愉しみの一つだなぁと思い始めました。
小学2年生くらいから高校2年生まで習っていたピアノには、もちろん思い入れがありますが、もう一つ私にとって思い入れのある楽器と言えば、マンドリンです。亡き父はギターとマンドリンを持っていて、特に特徴ある形が印象的なマンドリンに心惹かれるものがありました。中学入学とともにギターマンドリン部に入り、中学3年間マンドリンに親しんできました。
実家に置いてきた私のマンドリンを持ってきて、久しぶりに弾いてみようか…と思う今日この頃。まずは、勘を取り戻すまでに時間がかかるでしょうけれど、人生の愉しみが一つ増えれば良いなぁと思っています。
(K.T.)