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休日日誌

やっぱり・・・考えてしまった

自分の通っている学校の先生に「この学校が嫌い」って言われたら
私は・・・どう思うのだろうか・・・と。

一般的に「この学校」という表現には、生徒も含まれているはず。

そうじゃないとしても、この学校の方針が嫌いなら
変えようと生徒たちにも呼びかけ、自分も職員会議に出席して
変えようと努力するのが中にいる先生の使命なのではないか。

中にいて、「俺はこの学校が嫌いだ」って、生徒たちばかりか
この学校を目指す生徒にまで言うなんて
子どもたちを見捨てているとしか私には思えない。

今、慕っている子どもたちも、きっといつかそのことに気がつく。
そのときの失望を・・・考えると私はやるせないと思う。

できれば、それを私は、防ぎたいと思う。

学校の方針がいくら万民受けしなくても、私たちが首を傾げるものであっても
それが正しいと信じて突き進んでいる先生方の方が、何倍も立派だ。

私が通った学校も、確かに在籍中、納得のいかないこともあったし、
今でもちょっと???と思うことがある。

だから、私は、我が母校の生徒に
生徒たちが言うことの方が正しいと思うなら、

「あなたたちがどうしてもそれが正しいと思い、
変えたいと思うなら、先生に掛け合いなさい。
それでも無理だったら、
私が、卒業生として、校長先生に話しに行く」

と言う。

私は、そういう風に掛け合ったからと言って、変わる保証はない。
でも、聞く耳を持ってくれる先生方が
その学校にいることを信じるに足る学生生活を私自身が送ってきた。
そして、大人は、ムダであっても、子どもたちのために
最終的には動いてくれるという信頼が、子どもたちには
必要だと思う。

私が在籍中、母が、同じように私に声をかけてくれ、
その後押しで、私は、校長先生に7枚に渡る手紙を書き、
直訴したことがある。そして、その思いは通じ、
ある先生から電話をいただきました。
そのときの私の安心感が、今の私の支え。
私の芯の強さを支える心。

私が、自分の育った社会を大切に思え、何かあれば貢献したいと思うのは、
そのような大人に囲まれて育ったからです。

以前、書き込んだ「同級生」のお隣の虐待への対応と同じです。

今の不実行は、今はよくても、大きな問題とならなくても、
逆に、今はうまく行っているように見えても
将来、今の子どもたちが大きくなって
結局大人は、文句を言うだけで、陰口を言うだけで
信頼できなかったと・・・思うきっかけとなりうるのです。

ここ数年、私は、その高校に行きたいという生徒たちには
正直に私が思っていることを言います。

「それでもあなたは、その学校を選びますか。」

そして、選んだ生徒たち

私には愚痴を言うこともなく、頑張っている。

立派な生徒たちだと私はいつも感心し、誇りに思う。

それでも、いろいろと学校で起こることを報告してくれる。

だから、彼らが助けを求めてきたら、私は出来る限りのことをする。
母校だったら、殴りこみだな…と思うことが多くある。

これから入ってくる生徒たちのために、今の在校生たちにも
気がついてほしい。そして、保護者の方も、卒業生の方も
松阪が誇る高校を助けてほしいと心から願わずにはいられない。

多分、このブログを読んで、弁解を、私を安心させる言葉をかけてくれる
生徒もいるのだろうと思う。自分が大切だと思うものへの心を示してほしい。

私は、今、胸を張って自分の母校を紹介できる。

もちろん、在籍中は大嫌いだった。
だけれど、在籍中は、自分の人生の階段として
しっかりと駆け上がった。
今振り返れば、駆け上がることのできる立派な階段だった。

生徒たち、しっかりと階段をのぼり、将来を見据えてほしい。
その階段が立派なものであることを願いたい。

そして、私の意見を聞こうとしてくれる生徒たちに感謝したい。

つれづれなるままに・・・

(Y.K)
by terakoya21 | 2009-12-20 16:53 | 日記

英語塾の寺子屋かめいの元気を発信します


by terakoya21