世界の街角から ~Da Esquina do Mundo~ (てらこや新聞55号 木下さんのコーナーより)
2009年 11月 17日
9月にブラジルのアマゾン(ベレン市とマナウス市、地図で調べてみてください)とニューヨークに出張してきました。これまで、住み慣れている国で病気になることはありましたが、今回初めて移動中に熱が出てしまいました。
マナウス市からアトランタ経由ニューヨークという移動でしたが、マナウス市で体調が悪くなり、飛行機に乗る時間には熱が出てきて、精神的にも焦りました。勝手に新型インフルエンザ疑惑(?)も考えてしまい、「大丈夫かなぁ。周りの人にうつさないかなぁ。早く薬飲まないといけないのでは?」と心の中で心配になります。アトランタにフラフラ状態で到着し、大きな空港での乗り継ぎを行い、どうにかニューヨークへ。
ニューヨークでは真っ先にお医者さんに見てもらいました。お医者さんから「インフルエンザではなく、ただの風邪です」と。ほっとしましたが、アメリカでは病院にも行ったことがありませんし、難しい医学用語を英語で言われたって分かりませんので、それだけで本当に疲れてきってしまい、その後の仕事にも集中力が保てませんでした。
仕事柄、言葉が分からなくても「度胸」でなんとか乗り切ることは得意ですが、さすがに病気のときは気も小さくなり、困りますね。「体調管理も仕事のうち」とよく言われますが、その言葉が心にしみた(!)出張となりました。