ら抜き言葉
2009年 09月 04日
Excite エキサイト : 社会ニュース
私は、容認しません。
が、ら抜き言葉がかわいく見えるほどの日本語の乱れに・・・
困ってしまうことがあります。
「行く」と「来る」の使い分けが、大学生でもできない子が多く・・・
塾の授業後、
「明日も来られる?」と聞くと
「行く」と答える生徒の多いこと。
「来る」だとか「来られる」と答える生徒の少ないこと。
電話で欠席を伝えてきたとき
「明日は来られる?」と聞くと
「来る」と答える生徒がいる・・・
「行ける」と答える子はほとんどいないような・・・
おそらく英語では、相手の立場で考えるのでcomeを使います。
だけれど、これは日本語での話・・・
ときどき長い話の中でこれをやられると情景が全くわからず
話が通じない。
美しい言葉とか、空気を読むとかそんなことではなくて
教養の問題だと思うのですが・・・
我が家は父が英語の先生でしたが、できる限り日本語を使うようにしつけられ・・・
米国に住んでいたとき、かえってそれで助かりました。
英語、英語と小学校までも英語を教えるようになっていますが・・・
日本語、きれいとか美しいとか以前に、きちんと場に合わせて使える子どもを育ててほしいと思います。
アナウンサーや俳優が話す言葉だったり、控えめで謙遜だったりすることが美しい日本語ではないように思います。
方言だって大切な文化です。
相手にきちんと伝えるという思いやりのある言葉を美しい言葉と言うのだと私は思います。
昔から、言葉使いにうるさい親や年長者が多かったので、いろいろと気を使ってはいましたが、この仕事を始めてから、ますます自分の使う言葉にとても気を使っています。
(Y.K)