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Let's go to the ball park! (てらこや新聞51号 亀井先生のコーナーより)

先月から紹介を始めているアメリカ合衆国の首都「ワシントンD.C.」・・・今回は、観光案内(?)をしようと思います。

ワシントンD.C. Washington, D. C.
ワシントン・コロンビア特別区 Washington, District of Columbia

皆さんがワシントンと聞いて思い出すものは何だろう。「ホワイトハウス」?「大統領」?・・・高校生と大学生に聞いたところ「大統領」・・・大統領と言えば、「ケネディー」なんて連想ゲームをしていたけれど・・・おそらく、ホワイトハウス、大統領といったところだろう。

残念ながら、その「ホワイトハウス」・・・姉と私は朝早く・・・5時前から並んだにもかかわらず、当時工事中でもあり・・・中に入ることができなかった。以前は、見学ツアーも事情によって人数制限があったとしても、簡単な手続きで参加できたのだけれど、9.11テロ以降・・・現在は、10人以上のグループでアメリカの国会議員の推薦状を持った人なら申し込みにより可能だが、6ヶ月以上前の予約が必要だという。(~_~;)・・・って・・・これじゃぁ、特に外国人はほとんど見学がムリって話に聞こえるのだけれど・・・私の気のせいだろうか?留学中に行けなかったことが悔やまれる・・・(-_-;)。

さて、私は、大統領と言えばと聞かれれば、「リンカーン」と答える。そして、私がワシントンDCで一番印象に残っているのが、リンカーン記念館だ。映画などでも有名な座像がとても印象に残っている。「人民の人民による人民のための政治」・・・「the government of the people, by the people, for the people」というフレーズで有名な演説などが壁面に刻まれている。このフレーズだけではなく、このフレーズを含む彼のゲティスバーグの演説は、私の中学2年生の教科書に出てきた記憶があるのだけれど、私が初めて英語の文章からさまざまな情報を得られることを実感した演説文だった。長細いリンカーンの挿絵とともに、私が英語との長い付き合いの運命の糸を感じた演説である。

・・・また、このコーナーの番外編で採り上げる予定をしているけれど、この「ゲティスバーグ」の演説は、私が大学院時代に住んでいたペンシルバニア州の町「ゲティスバーグ」で行われた演説である。南北戦争の転換点となった戦いが行われた町である。

さて・・・ワシントンDCは合衆国の首都・・・ということで、大統領が住む官邸があるだけではなく、国会議事堂(連邦議会議事堂)もある。キャピトルと呼ばれるこれまた白い建物で・・・the Mallと呼ばれる(正式にはThe National Mall)国立公園の東端にあり、リンカーンメモリアルと向かい合う形で立っている。映画などでもよく見かけると思う。

私が訪れた頃(1998年)には、見学ツアーもかなり楽にできたのだけれど、やはりこの見学ツアーも現在では、整理券が必要で、セキュリティーチェックなども厳しくなっているようだ。

前回にも触れたけれど・・・この国立公園には、大統領の名前の付いた記念館や記念公園が多くある。フランクリン・ルーズベルト公園には、車椅子姿のルーズベルトの像があり、私の記憶が確かなら大恐慌時代に列をなす人々の像もある。観光案内をしてくれていたレバノン人の友人に勧められ・・・母と2人でその後ろに並び記念撮影をした・・・(~_~;)のがこの公園だと記憶している。

また、ジェファソン記念館も人気のメモリアルで、第3代大統領である彼が起草した合衆国独立宣言の一節や彼の政治理念が彼の像を囲む壁に刻まれている。

この記念館の隣にあるポトマック公園が、桜並木で有名な場所であり、毎年桜祭りの頃には多くの人で賑わう。・・・私がワシントンに行ったのは、5月と7月で、残念ながら桜の時期ではなかった・・・が・・・。

・・・と、このモール内には、大統領の名前を冠した記念館、記念碑の他、スミソニアン協会が運営する博物館、美術館がたくさんある・・・。私は、マニアックな博物館やスミソニアンではない博物館しか行ったことはないけれど・・・一寸長くなってきたので、次回に紹介したいと思う。

というわけで・・・予告では3回だったこの特集・・・4回になりそうです。・・・

(Y.K)

参照:フリー百科事典「ウィキペディア」 http://ja.wikipedia.org/wiki
地球の歩き方 B01 アメリカ ‘06-‘07
by terakoya21 | 2009-07-17 14:01 | Ball Park

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